うめこさまより、佐々原の百四で「カップリングなりきり100の質問」が見たいとリクエストを頂きました。
これ、かなり前に見かけて別のジャンルで考えたことあるんですが……あまりに恥ずかしくて断念した次第です。
けれどせっかくリクエストを頂いたので、今度こそ恥を忍んで頑張ろうと思いました。ほとばしれ俺のパッション!(妄想)
以下、佐々の努力の結果です。
お時間とくじけない心の持ち主の方はどうぞ↓




















12巻、四月一日の誕生日会の数時間後。

(四、お盆持って店の廊下を歩きながら)
四:「はー……ったく、二次会だか三次会だか知らねぇけど、侑子さんたら店ん中に場所移してしこたま飲んで。百目鬼の阿呆はともかく、それに付き合わされてるおれやひまわりちゃんはいい迷惑だっつの。
(すぱーん←足でふすまを開ける)
はーい! おつまみのおかわりと熱燗追加できまし――」


(パッ)←スポットライト
侑:「四月一日君尋くんに! 100の質問コーナーーー!!!」(マイク片手に)
モ:「イェーイパフパフー!」

ひ:「(ぱちぱちにこにこ)」

百:「(ぐびぐび)」
四:「…………は?」
侑:「ハーイこのコーナーでは、本日誕生日を迎えた四月一日に、相方とペアになって100の質問に答えてもらいます」
四:「へ?」
侑:「相方は……そうね、3問ごとにひまわりちゃんと百目鬼君に入れ替わってもらおうかしら。でも四月一日は今日の主役だし、全部答えること」
四:「な?」
侑:「さ、四月一日その熱燗こっち置いて。早速第一問行くわよー」
四:「ちょちょ、ちょっと待ってくださいよ! 何いきなりわけの分かんないこと言ってるんすか!! なんすか質問って!?」
侑:「宴もたけなわになってきたことだしー。ここらで一発今日の主役をいじって楽しもうかってことになったのよ♪」
四:「いじっ……人を玩具扱いしないでくださいよ!」
ひ:「四月一日君、お料理作ったり運んだりしてばっかりだから、少し休憩して一緒に遊んだらどうかなって思ったの」
四:「ひまわりちゃん……(じぃん)」
百:「どうでもいいがさっさとその掻き揚げこっちに寄越せ」
四:「人が感動してるときに水を差すなこの万年欠食学生が!!!」
侑:「はいはい熱燗はこっちね。んじゃ四月一日、そこの座布団に座ってこのマイク持って。ひまわりちゃんと百目鬼君は四月一日挟んでそっち」
ひ:「はい♪」
百:「……」
四:「ちょ、ちょっと、おれこういうの苦手なんすよ……! 大体なんで急に質問ごっこなんですか!」
侑:「うふふ、いいじゃない。せっかくの生誕記念日ですもの。四月一日写真嫌いでしょ?記念撮影の代わりに今現在の四月一日の趣味嗜好を記憶に残しておきたいって、そんなにおかしなことかしら?」
四:「そ、そんなことないっすけど……」
ひ:「楽しそうじゃない。あたし、四月一日君がいつも考えてることとか、お友達になる前のこととか全然知らないから、そういうのも知っておきたいなーって思って……」
四:「そ、そぉ? ひまわりちゃんがそんな風に言ってくれるならいくらでも答えちゃうよーぅ!」
百:「…………」
四:「ってなんでてめぇは んな苦渋に満ちたツラしてんだよ? たかがゲームだろ?」
侑:「うふふ。まー細かいことは気にしないで! 第一問行くわよー☆」


1 あなたの名前を教えてください
四:「わ、四月一日、君尋」
ひ:「九軒ひまわりです(にこ)」
四:「……これ、聞く必要あるんすか?」
侑:「まぁまぁ。最初は基本に忠実って決まってるでしょ。んじゃ次ね」

2 年齢は?
四:「16……あ、今日から17だった」
ひ:「17歳です。今日から同い年だね、四月一日君」
四:「うんっ!」
百:「おれも同じ年だぞ」
四:「お前はどうでもいいんだよ!!」
侑:「はい次―」

3 性別は?
四:「男……」
ひ:「女です」
四:「な、なんか質問単純過ぎないすか?」
侑:「次からちょっと変わるわよ。3問交代だから次は百目鬼君ね」
四:「えー(ぶーぶー)」
百:「はい」(マイク交代)

4 貴方の性格は?
四:「うーん、うーん……。結構内向的……かな」
百:「何を考えてるのか分かりにくいとよく言われる」
四:「そりゃお前のツラの問題だろ!! 性格はえらそーで最悪で……」
侑:「はいはい相手の答えにケチをつけないの。反論があるなら次で言いなさい」

5 相手の性格は?
四:「偉そう! 自分勝手! 俺様野郎! むかつく! 以上!」
百:「進んで貧乏くじを引きにいく阿呆」
四:「あんだとこの野郎!」
侑:「はいはいどうどう」

6 二人の出会いはいつ?どこで?
百:「一年んとき学校の東階段で」
四:「仏頂面がむかついたんで蹴り入れようとした! 思い出しても腹立つ!」
侑:「ハイーじゃ交代ね」
ひ:「はい」(マイク)
四:「待ってたよーぅひまわりちゃーん!」

7 相手の第一印象は?
四:「同じクラスになって委員長に選ばれてたの一目見て、可愛い子だなーって♪」
ひ:「あたしは、体育で足が速いの見て、わー結構運動神経いいんだ、すごいなーって思ってたよ」
四:「そんなぁそれほどでも〜(でれでれでれ)」
百:「……阿呆」
四:「んだとコラ!!」

8 相手のどんなところが好き?
四:「可愛くって優しくっていつもおれのこと気に掛けてくれて……とにかく全部!!」
ひ:「しっかり者で、とにかく誰にでも優しいところ、かな。ちょっと優しすぎるのが心配だよ」
四:「ひまわりちゃん……!(じぃ〜ん)」

9 相手のどんなところが嫌い?
四:「嫌いなとこなんてないです! 皆無!」
ひ:「あたしもないよ。さっき言ったみたいに心配なところはあるけど……。もっとあたしを頼って、ね」
四:「ひまわりちゃん…!!(きゅんきゅんきゅん)」
侑:「はいはい、3問経ったから交代よ」
四:「えー! せっかくいい気分になったところだったのにー!」

10 貴方と相手の相性はいいと思う?
四:「最っ悪! この世で一番悪い!」
百:「……悪くはねぇ、と思う」
四:「どこがだよどこが!!この目ん玉すっこ抜け男!」
百:「……」

11 相手のことを何で呼んでる?
四:「普通に百目鬼」
百:「四月一日」
四:「嘘つけ『おい』しか言わねぇときの方が多いだろが!!」
百:「それで済んでるんだからいいだろ別に」
四:「よくねー!!!」

12 相手に何て呼ばれたい?
四:「とにかく『おい』じゃなくて名前を呼べ! 以上!」
百:「…………。……今のままでいい」
四:「なんだよその間は」
侑:「思春期だからね〜」
四:「??」
侑:「はい交代ね」

13 相手を動物に例えたら何?
四:「うさぎ……かな。髪型もそうだし、大人しくて可愛いところ」
ひ:「百目鬼君と喧嘩してるときとか、猫に似てるなっていつも思うよ」
四:「そ、そう?」(複雑)

14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
四:「ひまわりちゃんの欲しいものでおれにあげられるものならなんでも! 前は髪飾りを作ってあげたかなー」
ひ:「今日はエプロンをあげたね。四月一日君そっくりの猫さんの顔のついてるやつ(にこにこ)」
四:「嬉しかったよ。早速明日から使うから!」

15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
四:「ひまわりちゃんからもらうならなんでも嬉しいよ」
ひ:「うーん、四月一日君の作ったシフォンケーキ、かな。すっごく美味しいから大好きなの」
四:「そんなので良かったら毎日でも作っちゃうよーぅ!」
百:「じゃあ今から作れ。紅茶葉の入ったやつ」
四:「誰がてめぇに作るっつった!!」
侑:「ハイーちょうどいいから交代ね」

16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?
四:「全部! むしろ存在!! 特に偉そうに命令するところ!今すぐ直せ!!」
百:「……うるせぇところ。あと佃煮がまだたまに辛ぇ」
四:「文句あんなら食うな!!」
侑:「アタシはお醤油味派なんだけどねー。まぁいいわ、次ね」

17 貴方の癖って何?
四:「うーん……なんだろ……。あ、煮物作るとき、どうしても多めに作っちまうなー。まー今は人間バキュームカーが近くにいるから残ることもねぇけど……」
百:「寝るとき左側向かねぇとなんだか落ちつかねぇ」
四:「それでか!鬱陶しいんだよ! もうてめぇの左側に布団敷かねぇからな!!」
ひ:「四月一日君、よく百目鬼君と布団並べて寝るんだ」(にこにこ)
四:「あ、いやちがっ……!」
侑:「イヤーンな感じねぇ」
モ:「ひゅーひゅー!」
四:「あーもー早く次行ってください次!!!」

18 相手の癖って何?
四:「ええーこいつの癖ー? うーん、あ、好きな食い物から真っ先に食ってくな。一人っ子のくせに意地汚ぇったら」
百:「弁当の具、おれが多めに取り分けたら大体文句言うが、自信がある食い物なら大量に取っても何も言わねぇ」
四:「そ、そうなのか?」
ひ:「百目鬼君は四月一日君のことよく見てるんだね」
モ:「ひゅーひゅー」
四:「うるせーこの黒饅頭!(潰) 交代だろ早くマイク渡せ!!」
百:「おう」

19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
四:「ひまわりちゃんにされて嫌なことなんてありませんっ!」
ひ:「うーん、特にないかなぁ……あたしの嫌なこと、四月一日君はちゃんと分かってくれてると思うし」
四:「そ、そうかな。そうだと嬉しいな」(照)
モ:「調子乗るなよわったぬきー」
四:「こういうときにひゅーひゅー言うもんだろが!!」
侑:「需要と供給というものがあるのよ四月一日」

20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
四:「えっ? うーん……うーん……一応おやつもカロリー考えて作ってるつもりだし、大丈夫だと思うんだけど……おれ女の子のことよく分かってないから知らずに怒らせてるかも……」
ひ:「大丈夫だよ四月一日君。今まで怒ったことなんてないよ」
四:「ほ、本当?」(ほっ)
ひ:「あたしの方はね……誘ってくれたのに、用事があるって断っちゃうことが多かったことかな。四月一日君優しいから怒らないけど、嫌な気分になったかも」
四:「そんなことないよ! 全然平気だからおれ!」
ひ:「本当? ありがとう」(にこ)
四:「ひまわりちゃん……。侑子さん!これいい企画ですね!!」
侑:「うふふ。そーね♪」
百:「…………」
四:「なんだその哀れんだ目は!」
侑:「じゃ、次行きましょっか♪」

21 二人はどこまでの関係?
四:「…………へっ!? ど、どこまでって……! ちょっ」
ひ:「大事な大事なお友達です」(にこ)
四:「あ、ああ、うん、そうですそうです」(こくこく/どきどき)
侑:「四月一日顔が赤いわよー。じゃ、選手交代ね」

22 二人の初デートはどこ
四:「はっ……でっ……!?」
百:「エンジェルさんの流行ってる学校だな」
四:「そりゃデートとは言わねぇだろフツー!!!」
侑:「んじゃ『デート』って言えるのはどこ行ったワケぇ?」
四:「ん、な、どこも行きませんっ!」
百:「ダブルデートならうちの寺ですが」
ひ:「はい百目鬼君、もっと飲んだらいいよ」(にこにこ)
四:「ひ、ひまわりちゃん?」
百:「…………」(ぐびぐび)

23 その時の二人の雰囲気は?
四:「ふ、雰囲気ならいつも最悪だけど……」
百:「エンジェルさんの帰り道は割といい感じだった」
四:「何ほざいてんだてめぇ!」
百:「長いものには巻かれろ」
四:「はい!?」
侑:「んじゃ次ね」

24 その時どこまで進んだ?
四:「すっ、進んだって……! ちょっとゆーこさん!さっきから質問の傾向がなんかおかしくないすか!?」
百:「肩を組んだ」
モ:「おおおおー!」
侑:「ひゅー♪」
四:「そりゃてめぇが怪我してたからだろうが!! 紛らわしい言い方すんな!」
侑:「もうちょっと聞きたいところだけど交代ね」
四:「(ほっ)」

25 よく行くデートスポットは?
四:「またデートっすか!? ってデート……ひまわりちゃんとデートかぁー。えへへへへ」
侑:「面白いわよ四月一日。スイッチ切り替えたみたい」
百:「……」
ひ:「二人でよく行くのはケーキ屋さんかな」
四:「うん。駅前のアーケードのが美味しかったね」
ひ:「美味しかったのは四月一日君がまた作ってくれるんだよね。四月一日君が作ってくれたケーキの方が美味しかったり……」
四:「そうかなぁ、えへへへへへへ」(うねうね)
侑:「ノリにノッてるとこ悪いんだけど四分の一終わったんで一旦CMよ☆」
四:「へっ?」
モ:「ポポポポーン☆」



つづく





質問はBIANCA様よりお借りしました。