論ていうより妄想っぽいですが。まぁいいや、端から見たら妄想でも本人にとっては論なので。
というわけで。
このHPで色々文を書くようになってきてから、私の中のタブナブ論は少しづつ変化を遂げてきています。
変化っちゅうより細分化してきたみたいな感じです。
なので読み物に統一性を持たせる為にもそろそろ細かいスタンスを決めようかな、等と思い色々考えました。
そいで二人の性格や行動原理など明文化してみたので、お暇な方はどうぞおつきあい下さい♪
ちなみに私なりに本編に忠実に考えたものですが、かーなり歪んでると思います(笑)。
本編を見る限り、ナブカは優しくされることに極端に弱い性格だと思うのですが(シュウに助けられて彼を
気にかけるようになった下りから)、
同時に優しくされること、心地の良いことに惹かれつつもそれを隠したり拒否してしまう性格だと
思ったのです。(シュウに対して反発している辺りから)
心理的にマゾヒスティックな悩みたがりですね。
だからタブールとの身体交渉に関しても、心身の心地よさを求めているわけではなく、
最初に踏み込んでしまったが故の惰性で続いている感じです。
まぁ抱かれるのには慣れてしまったとしても(死)男の子だから当然気に入らないわけで、
でもそれを自分の中で「嫌」と認識して基本的に拒否の姿勢を取っている限り彼の精神の健康は保たれています。
生理的欲求の発散も兼ねて、「嫌だけど別にかまわないから」タブールに好きにさせているという感じです。
その裏に、「自分の意志で抱かれている」ということによって、教官への反抗と自己決定欲を満たしているという意図もあります。
だから自分がどうしても気に入らないときは絶対行為を許さないし、いたすときも極力主導権を握ろうとします。
さらにタブールと交渉を持つことで故郷との距離を近しく感じることが出来るというメリットもありますし、
そういう意味で本人はタブールを利用しているつもりでいる、ギブアンドテイクみたいな関係だとうっすら認識しています。
うっかり体が気持ちよくなってしまっても(死)、それは単に欲求発散の為の行為だしまぁ仕方ないかな、くらいに思ってます。
しかし、タブールは事が終わってからナブカを抱きしめたりくっついたりと訳の分からない行動に出ます。
タブールが自分を抱く理由は、教官と同じく生理的欲求の処理でしかないと思っていたのに
どうして彼がそんな無駄なことをするのかわけがわかりません。
しかしそれによって自分の心が満たされることに、ナブカはしばらく経ってから気付きました。
欲求発散のための交渉のはずが、それ以上の何かに発展してしまいそうでナブカは混乱します。
「嫌」と認識できないからこそ、考えると苦しくなるのです。
タブールに抱かれることに安心を覚える自分を否定する為、感情を隠し逃げ回り、なかったことにして目を瞑って
そして「そんな腕いらない」と声高に拒んでしまいます。
一方タブールは、相手に対し“優しくしたい”“可愛がりたい”という一般的な恋愛庇護欲を持っていますが、
本人はそれが恋愛的なものだとは気付いていません。(というか「恋愛的」ということを知りません)
本編では、タブールはナブカにことあるごとに突っかかっているように見えますが、二人だけの会話の時は、
はじめ結構優しめに話しかけてるんですよ(特に2話3話)。
嫌なことを言うのは、優しめに話しかけてもナブカがそれを無視したからです。
はじめはつい勢いで交渉を持ってしまい、それから情が湧いて次第に彼の行動を目で追ったり何を考えてるのか知ろうとしたり。
素直に口に出せはしないでしょうが、彼はナブカのことを心配して気にかけるようになります。“気のいい奴”ですし(笑)。
タブールはナブカがヘリウッドでの生活に馴染めないことを知っていて、常に張りつめた精神状態でいることも知っていて、
だからこそ何とかそれを守ろうとします(彼なりの方法で、ですが)。
行為のあと抱きしめる、というのは彼だけに許された行為で、それによって“優しくしたい”“可愛がりたい”“頼られたい”という庇護欲を外に出します。
(ただ彼はヘリウッドで受けた教育に飲まれてしまっているから、この行為も愛情からではなくて支配欲からだと勘違いしてしまってます)
「自分には頼ってもいいんだよ」というサインみたいなものかと。
しかし相手はそれを拒んだり「下らない」「いらない」等と言うから苛々し、結果反発して怒らせるような態度を取ったりします。
さらにナブカは自分よりも地位的に上の立場だし、腕も立つ。それに勝つことが出来れば少しは頼ってもらえるかと
躍起になりますが、ナブカは涼しい顔でさらに上を行くので可愛さ余って憎さ百倍。
次第に庇護欲が純粋で凶暴な支配欲に変わっていくことも自然な成り行きでしょう。
つまりは、
タブールは自分のことを考えなさすぎ。
ナブカは自分のことばかり考えすぎ。
さらに二人とも言葉足りなさすぎ、なのだと。
しかも彼らは愛情に準じた感情を“持っている”けど“知らない”わけで、
お互い自分の知っているカテゴリにそれを当てはめたあげくに混乱しています。
タブールの中の愛しさが募り、
抱きしめれば抱きしめるほどナブカはそれに惹かれながら反発し、
ナブカが反発するほどタブールの感情は歪んで暴力性を増していく。
そうなるとだんだんと会話は少なくなりますます相互理解は図れず、
それでいてお互いに依存する心は大きくなる一方。
魔の悪循環。
それが爆発寸前になったところでシュウが来たのかな、と考えたりしちゃったりして(死)。
シュウって発火装置みたいなもんですね。
とりあえず私の中の二人はそんな感じです。
もしかしたら考えてるうちに何か変わってくのかもしれませんが。
そうそう。
ナブカとタブールのこと2で、「村のことを差し引いてもナブカがタブールに傾倒してたかどうかは疑問」
みたいなこと書いてましたが、やっぱこれだけは前言撤回します。
私の中で色々変わりました(汗)。
確かにタブールに迫ったきっかけは同郷の彼をつなぎ止めておく為(ひいては自分を村につなぎ止めておく為)ですが、
やっぱりナブカの中で、最終的には「タブール≧村」になったんですよ。
7話でシュウと一緒に逃げ出して村に帰らなかった理由は、タブールのことがあったからだと。(もちろんブゥもですが)
そしてタブールの「帰る気はない」発言にあんなに反発したのも、「一緒に帰りたかったから」なんだと。
その上「帰る気はない」って言った彼に、13話で「何言ってんだ。帰れるんだぞ」と言ってます。
「俺は帰るつもりだから、隊の再編成なんて俺には関係ない」じゃなく、
「俺もお前も帰るんだから俺たちには関係ない」みたいなニュアンスに聞こえます。
どうも曖昧な因子ですが、総合して考えると村よりもタブールを選ぶとまでは行かなくとも、
タブールを捨てて村に帰ることに戸惑いを覚えるほどにはナブカはタブールが好き(?)だったんじゃないか?!
いや、今はそう思いたい!(涙)でなきゃタブール可哀想だし。
余談ですが、
DVD3巻のライナーノートに、ナブカがシュウに「逃げよう」と手を差し伸べられた下りのことが書いてありまして。
そこには、
「自分も手を伸ばせば悪夢は消える。しかしナブカは背を向けた。タブールの存在が気になったから?理由はそれだけじゃないはずだ」
って書いてあるんですけど、
私いくら考えてもそれ以上の理由が思いつかないんですが(刺殺)。
他の隊員が罰を受けるのが嫌だとか色々あるでしょうが、タブールのことが一番深い理由なんじゃ・・・・?
それ以外に何があるんだ?本気でわからん。これって駄目なのかなぁ・・・?
誰か教えてください・・・それ以外の理由・・・・・・・。
タブナブ論。(02/11/17現在)
